カナダに来てから2年目の冬に初めてこちらのスキー場にスノーボードしに行きました。さすが雪国だけあって自宅から1時間かからないところに何箇所かスキー場があります。有名なブルーマウンテンと自宅から近いスキー場の合計2回行ったのだけど、その時はスノーボードとブーツは持っていないのでレンタルしました。来年も行きたいなと思って自前のスノーボードが欲しくなり調べてみるとボードとバインディング、ブーツを新品で買ったとして安くても$400〜500(3万円〜4万円)程度はかかりそうです。
私は高校生の時に初めてスノーボードに行ってから今ではもうすぐ30歳。人生で10回はスノーボードをしたことがある程度です。何か技が出来るわけでもなく、それほど上手くは無いのであまりお金をかける気にもならず、安い中古品で練習してから良いものを買おうかなと思っています。そこで、シーズン後の5月に安物の中古品を買ってみたので冬まで保管する前に丸洗いしました。
中古でスノーボードを購入
買ったスノーボードがこちら
・写真上
ボード OPTION VINSON 164cm
バインディング RIDE S SERIES
・写真下
ボード FORUM DEVUN WALSH 153cm
バインディング BURTON
素人なので良いものなのかはよく分かりません。バートンは知っていますが…
Kjijiというカナダのメルカリみたいなサイトで$10のボードとバインディングを見つけたので購入。何で2セットあるのかと言うと、ブーツも中古で別の出品者から買ったときに写真下のボードを$10で買わないかとオファーされて2セット買っちゃいました。
写真上のボードが私にはすこし長いかなと思っていたので、これで長いボードと短いボードが試せるし格安なので一石二鳥。
ブーツがこちら
BURTONのブーツで5回くらいしか使っていないらしい。
ボードと合わせて$50で韓国人の出品者から購入しました。
シーズン前とシーズン中はみんなスノーボードに行こうと考えるので、中古品を買う時はシーズン後の4月〜6月頃がおすすめです。私の勝手な憶測ですがシーズン後は買い手需要が少なく、売る人が多いので安く手に入ると思います。
中古で買ったスノーボードの洗浄
専門のショップで買ったわけではなく個人売買なので前の持ち主が掃除していたのか、どう保管していたのかもわかりません。まず外せるところをすべて外して、破損がないかも点検しながら洗いました。
スノーボードからバインディングの取り外し
バインディングとボードを固定しているプラスネジ4本を取り外し。
ネジを取り外すと取り付け角度と位置がわからなくなるので、メモしておいた方がいいですが自分用に調整されていたわけではないので構わず外しました。
スノーボードのステッカー剥がし
OPTIONのボードの方は滑り止めも剥がれかけていたので完全に剥がしちゃいます。
シールを剥がしたあとのベタベタはウエスにパーツクリーナーをスプレーして擦ると、粘着質が溶けてキレイになります。
スノーボードとバインディングを洗う
拭き掃除だけでも十分だとは思いますが、砂ぼこりや汚れがあったので食器用の中性洗剤をつけてブラシでゴシゴシ洗い、タオルで拭き取りました。
バインディングは洗いながら破損がないかチェック
滑っている途中にバインディングが外れると怪我につながるので安全のためにも樹脂パーツはヒビやクラックがないかを確認。
金属パーツはサビやベルトバックルのスプリングが機能しているかなどを確認します。
バートンのバインディングのベルトは縁の部分が革みないな材質で古くなってボロボロ黒い粉みたいに剥がれてきていました。使用には問題ないのでブラシで擦って全部落としています。
バインディングのハイバックは樹脂が劣化してベタベタしていて、洗っても落ちませんでした。
よく車の内装が劣化によってベタベタしたときに消毒用のアルコール(なるべくアルコール濃度が高いもの)をウエスに付けて拭き取るとさらさらに戻せるので試してみたところ、
スノーボードのバインディングでも完璧とは言えませんが手触りがサラサラに戻っていい感じにお手入れできました。テカリがなくなったのが写真でもわかると思います。
樹脂部分が拭いても洗っても落ちないベタベタの場合は試してみてください。
中古で買ったスノーボードブーツの洗浄
人が使ったブーツは嫌だっていう人も多いと思いますが、私は洗えばオッケーで自分の物になった気がします。ブーツも臭いはありませんでしたが前の持ち主がキチンと洗っているか分からないので丸洗いしました。
インナーブーツとソールの取り外し
スノーボードブーツはアウターブーツ、インナーブーツとソールの3つに別れています。インナーブーツは写真のように強めに引っ張ると取り外しができます。
インナーブーツとソールを取り外しました。
スノーボードブーツを丸洗い
お風呂に人肌程度のぬるま湯を張って、洗濯用洗剤と臭い取りのために酸素系漂白剤を入れてブーツの形が崩れないようにもみ洗いしました。
粉末の酸素系漂白剤(オキシクリーン、シャボン玉、ワイドハイター等)は普段の洋服の洗濯するときに洗濯洗剤と一緒に使うと部屋干しの生乾きの臭いがなくなるのでおすすめです。一人暮らしを始めたときに仕事が忙しくて洗濯物が外で干せず、部屋干しの臭いに悩まされていたときに大活躍しました。
洗ったあとは軽く乾いたタオルで水気を拭き取って、カーテンレールに引っ掛けておきました。午前中に洗って、夜シャワーを浴びる前にはおおよそ乾いていました。
ブーツのつま先部分が乾きにくいのでつま先が上になるように干すのがコツです。
次回はメンテンスを自分でやってみるつもりです。