ドラム式洗濯機のドア部分のゴムパッキンは何年も使っているとカビが生えてきてしまいます。黒いブツブツがあると見栄えも悪いですし、洋服を洗う機械なのでキレイにしておきたいですよね。もちろん、パッキンを交換してしまうのがベストですが安くなく、取り寄せに何日もかかってしまうと思います。そこで、頑固なカビでもキレイに落とす方法をご紹介します。
ゴムパッキンのカビの落とし方 (参考動画)
実際に管理人の私もこの方法を参考にさせてもらい掃除し、新品とまでは言えませんがカビがキレイに落とすことができました。写真を撮り忘れましたのでYouTubeより紹介させていただきます。
準備するもの
- バケツ
- ブリーチ 2~5㍑(塩素系漂白剤、ハイター)
- 防カビ剤入りコーキング(パッキン組み付け用)
- 工具(パッキン取り外し用)
ドライバー、ペンチ、プライヤー等 - 掃除道具
雑巾、古い歯ブラシ等
ゴムパッキンの取り外し

動画では上面パネルを外していましたが、全面からのアクセスのみで外せるタイプもあり機種によってことなります。海外の動画ですが、私が経験のある日本のドラム式洗濯機も同様にパッキンがスプリングとワイヤーで固定されていました。ここが一番外して組み付けるのが大変でした…
取り外したゴムパッキンの掃除

ゴムパッキンを取り外すとゴミやコーキング材が付着していますので掃除します。
洗濯機本体側もパッキンの取付部分にゴミが付着していると水漏れの原因となりますので掃除が必要です。
ゴムパッキンを1日浸け置き

バケツにゴムパッキンを入れ、お湯又は水でブリーチを1:1に希釈した液の中に24時間漬けておきます。(40℃程度のお湯を使用するとより効果的です。)
希釈液に沈めたパッキンの隙間に空気が入っているとその部分だけキレイになりませんので空気を抜いておくことをおすすめします。
注意:作業時は目や皮膚に液が付く恐れがありますので、保護メガネ・ゴム手袋等の保護具を使用してください。
動画のように完璧には落ちなかったので2日間浸け置きしてみたことがありますが、効果は変わりませんでした。
浸け置きしたゴムパッキンを水で洗い流す

24時間後、ゴムパッキンを浸け置きしているバケツから取り出し、水で洗い流します。
バケツに残ったブリーチの希釈液は捨てずに取っておいて、パッキンを組み付け終わった後に洗濯槽の洗浄に使うと一石二鳥です。
外したゴムパッキンの取付
洗濯機側のパッキンの取付部を掃除して、パッキンを組み付けます。
以前、私が作業したパナソニックの洗濯機ではコーキングが洗濯機とパッキンの接合部に塗られていたので防カビ剤入りのコーキングを塗ってから組み付けました。水漏れが不安な場合は塗っておくに越したことは無いと思います。
ガビを生えにくくするためには
- 洗濯後はドアを開けたままにする。
洗濯したあとにすぐにドアを閉めると洗濯機内が乾かずカビが生える原因となります。スペース的にも邪魔になるかもしれませんが出かけている間は開けておく等、可能な限り開けて置くのが望ましいです。 - 乾燥機能付きの場合は定期的に乾燥機能を使う
乾燥機能があっても使っていない家庭が多いですが、洗濯機内を乾燥させる意味でも定期的に使うことでカビの発生が抑制できます。 - 洗濯時に洗濯洗剤と一緒に酸素系漂白剤を入れる
これはオススメの方法で、酸素系漂白剤を洗濯洗剤と一緒に入れて洗濯することで洗濯槽の嫌な臭いもなくなり、カビの発生も抑制できます。
お湯と酸素系漂白剤を使用して洗濯槽の掃除もできますので定期的に行うとより効果的です。
以上、参考になりましたら幸いです。
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