玄関の靴が散乱しているのが気になったのでDIYで小洒落たシューズラックを作ってみました。頑丈さにはかけてますが、木目調を活かして見た目はそこそこ良く作ることができました。
時間をかけて図面も書いてみたので、どなたか同じものを作りたい人がいれば参考にして頂ければ嬉しいです。
このシューズラックのコンセプト
1段に4足置けるサイズで、3段にしました。天板まで靴を置くとトータル16足収納可能。
薄い1×材を使用しているので持ち運びしやすく、作る際の加工も簡単です。強度はあまりないので重い物を置いたり、ラックの上に人が乗ったりすれば壊れてしまうかもしれません。
奥行きと高さは大きめのブーツを置いても飛び出したり、取り出しにくくないように少し余裕を持たせています。
写真のブーツは27cmで棚の奥行きが32cm。高さは約20cmです。高さは丁度よかったですが、奥行きは置いてみた感じ、玄関の幅を取っている気がしたのでもう数センチ程度短くてもよかったかもしれません。DIYなので置く場所に合わせて調整できます。
DIYシューズラックの図面
図面を書きましたので以下よりPDFをダウンロードできます。ご自由にお使いください。
作り方
材料
- 1×2 8ft 2本
- 1×6 8ft 3本
- ビス 長さ30mm~35mm 36本
- 塗料又はフィニッシングオイル(塗装する場合)
使用した道具
- 10インチ卓上マルノコ
- インパクトドリル
- 刷毛
- 紙やすり #220
- 掃除道具
木材のカット
私は木材のカットに中古で買った卓上マルノコを使いました。マンション住まいなのでバルコニーで作業しましたが、騒音が気になったので近所迷惑かなぁと思いながらサクッと完了。
切る長さにケガキ線を入れる時は、カット後にマルノコの歯の厚みで長さが変わるので1カットずつ長さを測ってケガキを入れるようにしました。
ホームセンターでもカットしてもらえるので木材を買ったときにカットも頼む方が掃除の手間も少なくて良いのですが自分でやってみたかった。。。
1×2材は以下の寸法で切ると、半端がほとんど出なくて無駄がありません。
木材のカット寸法
- 1×2材
1本目 700mm×3, 320mm×1
2本目 700mm×1, 320mm×5 - 1×6材
3本共 840mm×2
カット後はヤスリで面取りしました。
ドリルで下穴を空ける
ビスを打ち込む側の板にはドリルで下穴を空けました。
図面に穴位置まで記載しませんでしたが参考までに
棚板の1×6は両端から10mm程度、上下端から3cmの位置、
柱になる1×2は上端から約3.8cm、約25.2cm、約46.6cmの順に3.5mmの穴を空けました。
下穴を空ける時は1枚目だけケガキを入れて穴を空けて、2枚目以降は穴を空けた1枚目の板を重ねて既に空けた穴の上からドリルを入れることで効率化できます。
ビス打ちで組み立てる
下穴からインパクトでビスを打って組み立てます。
こんな感じ。 ビスはウッドデッキ用書いたものを使いました。日本だとプラスネジのビスをよく見ますがカナダは四角が一般的なようで、家の近くのホームデポは丁度良いのがこれしかなかったです。
組み立て完了!
水性ウッドステインで塗装。木目調の映える小洒落た感じに
水性のウッドステインで塗装しました。本来はこのあとにクリアコートを塗るようですが、室内に置くので原液を刷毛で塗って乾かしただけです。
水性なので小学校の絵の具みたいに間違って溢しても水拭きすれば落ちます。掃除が簡単で扱いやすい反面、クリアコートを仕上げに塗っていないので塗ったシューズケースも水拭きすると塗料が落ちてしまいますが満足です。