コロナ禍の中、休日にできる娯楽が限られてしまったので退屈していたところ、自宅の近くにスケートパークがあるのを発見。
スケボーは中学生くらいの時に少し遊んだことがある程度でしたが、スケートパークで滑ったら面白そうだなぁと思ってスポーツ用品店でカナダドルで$60(約5000円)くらいのスケボーを買ったのをきっかけにスケートボードを始めました。
一枚目のスケボーを買った二ヶ月後、オーリーが少しデッキを浮かせられるようになり、大きめのランプでもドロップインできるようになりました。
デッキのテール部分が摩耗して割れてきたので、折角だから次は良いものを買おうとGoogleで調べ始め、トラックはインディペンデント・サンダー・ベンチャー、ウィールはSpitfireが人気だとかスケボーブランドを知り出したばかりの時のこと。
スケボーショップに行ってみましたが夏前のスケボーに丁度良い季節でコロナの影響もあり、有名ブランドのトラックやウィールが売り切れていました。
ネットで調べてみると有名ブランドのパーツを組み合わせたセットが異常に安く売っていたので迷わず購入。あとで調べてみたら偽物だったようです。
私が購入した偽物のスケートボードセット
普通にGoogle検索で商品発見
Googleの検索欄の下で「ショッピング」を検索すると写真のセット販売がありました。
私はカナダに住んでいるのでカナダドル表示と一部英語になっています。
クリックするとAliExpressで中国から販売されていました。
- デッキ BAKER
- トラック INDEPENDENT
- ウィール SPITFIRE FOMULA FOUR
- ベアリング BONES SWISS
スケートボードの人気ブランドのセットが送料込み約1万円で購入できます。
AliExpressは時々利用していて、時々商品が届くまでに2~3ヵ月かかったり、そもそも注文したものが届かなかったこともあります。(商品が届かなかったときはキチンと返金してもらいました。)
過去にAliExpressで買い物しているのと、ストアの評価が高く何にせよ安かったので注文しました。
Sellerとメッセージでやり取り
この時はまだ偽物とは思っていなかったのですが、購入前に売り手とメッセージでやり取りをしています。
上半分のやり取りは実は注文後にAliExpressの他のショップでもう2000円くらい同じ条件で安い店を見つけたのでキャンセルしたところ、Sellerから「なんでキャンセルするの?」とメッセージが来て、理由を説明したところ、値下げするからうちで買ってくれという感じ。
一応訳すと、
下半分で「なんですごく安いか聞いていい?」と送ったら
「うちは工場直販、高品質だよ。」と言ってます。
当初はスケボー用品が中国で作られていて安いのかなと思っていましたが後から考えると怪しいですよね。嘘は言っていないんだろうけど。
メッセージやり取りした感じだと、返信も早いし対応は良かったです。
商品が届いた後に「これは偽物ですか?」とメッセージ送ってみましたが返信ありませんでした。
実際に届いた偽物スケボー
注文から1週間でDHLから関税を払うようにメールがあり$30を支払い、1週間半で届きました。
カナダは$20以上で関税を支払う必要があります。
日本は確か1万円以上だったはず。
既に組み立て済みで使い込んでしまっていますが届いた時は各パーツがバラバラでグリップテープを貼るところから自分でやりました。
ご丁寧にウィール、ベアリング、トラックはバーコードまで貼ってあります。
乗ってみた感じは以前使っていた安いスケボーよりはいい感じですが、ベアリング(BONES REDSの偽物)は全然回りませんでした。
BRONSONの本物のベアリングに交換したらいい感じで使えています。
本物を知らないので比較できませんが、ベアリングを除いて偽物だから乗りにくいとか使えないということはなかったです。
もう少し上達したら本物の一式購入して比較してみたいと思います。
偽物を試してみたい方はAliExpress以下リンクから購入できます。
スケボーセット
デッキ以外のセット
偽物のBONES SWISSベアリング
画像はネットから拾ってきたものですが、SHINERというイギリスのスケートボード代理店が各ショップ宛にダイレクトメールで送ったものが英語圏のネット上で拡散されています。
本物
ベアリングが片面シールド
ステッカーの角は丸くカット
白い王冠にスピードクリームで潤滑
偽物
ベアリングが両面シールド
ステッカーが四角い
黒い王冠にグリースで潤滑
こちらはカナダのスケートボードショップより。
ベアリングのシール部分がキレイなのが偽物、ちょっと荒いのが本物です。
ほとんど見分けがつきません。。。
日本、カナダ、アメリカ、3ヶ国のアマゾンでこのBONES REDSのベアリングのレビューを見たところ3ヶ国とも偽物が売られてしまっているようです。
私も買った偽物が全然回らなかったので交換しました。
すぐに壊れたというレビューもあるので、偽物を掴んでしまうと怪我をする危険もあります。
偽物のSPITFIREウィール
ググってみましたが少ない情報しかありませんでした。
LINK UPという日本のスケートショップが情報発信しています。
ウィールの色が白すぎたり、バーコードの印刷がキレイすぎるものは偽物とのこと。
現在、本物は品薄でメルカリやヤフオクで売られている多くが偽物だそうです。
これも新品のパッケージでほとんど見分けが付きません。
是非、本物の乗り心地を試してみたいです。
偽物のINDEPENDENT トラック
↑私が購入した偽物のトラック
バーコードを調べるとStage11のチタンのトラックでした。
こちらが本物。
トラックについては偽物の情報があまり無くて私が調べた限りだと
- 現行モデルのStage11はトラックの裏側がUSAではなくINDEPENDENT のロゴになっている。
- ブッシュの色が白のものは恐らく偽物。本物はオレンジ色。
- THRASHER30thモデルが新品で安く大量に売られていますが、2011年発売なのでそれらは恐らく偽物
この偽物のトラックをしばらく使っていますが素人感覚ですが、作りもしっかりしていて悪く感じるところがありません。実は本物と大差ないのでは?とも思います。
デッキについては若干コンケーブ等曲げが違うのかもしれませんが、グラフィックが印刷されているだけなので偽物かどうか何とも言えません。
グリップテープも同様。
コロナの影響で2020年8月の今現在、スケートボード用品が品薄ですが偽物を掴まないためにもスケートボードはショップで買うことをおすすめします。