海外で生活していく上で給与の受取や支払い等のために銀行口座は必ず必要になります。私がカナダに来た際には数ある銀行の中からTDを選びました。選んだ理由と口座開設した方法についてご紹介します。
TD(トロント・ドミニオン銀行)について
カナダの5大メガバンクの一つで名前の通りトロントに本社があります。総資産と時価総額でRBC(カナダロイヤル銀行)に次ぐ2位の規模でクレジットカード発行数は国内1位。バンクーバーには日本人スタッフが常駐している日本語総合金融センターもあります。
口座開設にTDを選んだ理由
- 家の近くに支店がたくさんある
- 電話で日本語通訳のサポートをしてもらえる
支店で直接店員と話す際にはまだお願いしたことがありませんが、TDに電話したときには日本語通訳をお願いすればいつでも利用可能です。 - エアカナダのマイル(Aeroplane)が貯まるクレジットカードの取扱いがあった
- TD All-Inclusitive Banking Planで口座を作ると$120までのクレジットカード年会費が無料
カナダで初めてクレジットカードを作る場合はクレジットヒストリーが無いので銀行のクレジットカードでしか作ることができません。口座開設に欲しいクレジットカードがある銀行を選ぶのもおすすめ。
口座開設のやり方
口座開設の前に以下の必要なものを準備する必要があります。
口座開設に必要なもの
- カナダの電話番号
- パスポート
- 写真付き身分証明証(カナダの運転免許証、各州発行のID等)
- SIN番号
口座の種類を選ぶ
どの銀行も口座の種類はSaving AccountとChecking Accountの2種類があり、その中でプランを選択します。
Saving Account
預金用口座で、Chequing Account よりも預金金利が高いです。小切手の発行や振込は通常Chequing Accountで行います。
貯金を預けるならSaving Account を作ることをお勧めします。
Chequing Account
給与の受取、小切手やデビットカードからの引き落とし、支払い等、お金の出し入れは主にChequing Accountで行います。初めて銀行口座を作るならChequing Accountですね。
TDのWebサイトから申し込み、アポイントメント予約
アポ無しで直接支店に行っても即日、口座を作れますが事前にWeb上で作りたい口座を選択し個人情報を入力することで支店では必要書類の確認のみとなりますのでスムースです。
TDのウェブサイトにアクセス

作りたい口座の種類から「Open account」をクリックすると個人情報の入力画面に行き、口座申し込みができます。
Web上で最寄りの支店へ身分証等確認のアポイントメントを予約ができます。
支店で身分証確認とパスワード設定、入金が完了したら即日、名前無しの仮デビットカードをもらうことができます。
後日、郵送にて名前が印字されたデビットカードが受け取れます。
私が初めて口座開設に行ったときは英語も不慣れだったので少し緊張しましたが、ネットで事前に手続きしていたので難なく口座が作れてしまいました。後にCIBCでも口座を作りましたがどの銀行もプランや手続きはほとんど同じです。
口座を解約するには
銀行を変えたい、日本へ帰国するからもう銀行口座を解約したいというときは電話又は窓口で口座をキャンセルしたいと依頼すれば対応してもらえます。
残高が残っている場合はトランスファー(他の銀行へ振り込み)するか、現金もしくはチェック(バンクドラフト)で引き出せます。電話だと現金が手に入らないので直接支店の窓口に行くのが良いかもしれません。カナダドルのチェックを日本の銀行に持っていって日本の口座へ日本円に両替して入金するのも可能のようです。